歌手:
スペクタクルP
专辑:
《Golden period》人が紡ぎ上げた欠片達を
窓の外から眺め続けた
ドアを作る事も出来なかった
それは幼い僕のプライド
『隠し事をしてました 傷つくのが嫌でした』
やっと築いた僕だけのお城は
余りに空虚で満ちていました
ある日現れたあなたは
僕が望む全てを持ってた
僕が積み上げたレンガを
容易く飛び越え触って気付いた
「悲しいくらい冷たいね ずっと寂しかったんだね」
怯えて 離れて 飾って 測って
焦って 乱れて 貶して 逃げだした!
人が紡ぎ上げた欠片達が
折り重なるのを羨んでいた
孤独に作り上げた僕の城
ドアを閉ざした僕のプライド
『隠し事をしてました 失うのが嫌でした』
やっと現れたお城の住人
初めての愛に戸惑いました
「同情なんかはよしてよ お前にわかってたまるかよ」
握って 齧って 零して 暴れて
それでもあなたは拾って掴んでた!
行き交う群衆の愛を見つめ
一番大切を避け続けた
孤独に慣れ親しんだこの身が
日だまりで溶けるのを許さない
『隠し事をしてました それが愛だと知っていました』
そっと消えていった城の住人
恐れた感情が込み上げました
『隠し事をしてました 永遠の愛を望みました』
与えられたのは永遠だけ
初めて人のために吼えました
「扉を開いて
縋って 握って 笑って 紡いで
愛せばよかったなぁ…」
与えられた温もりの影が
僕の孤独の城を許さない
自分で枷をはめたこの身体
永久に僕の終わりを許さない
行き交う群衆に愛を蒔いて
永久に涙を紡ぎ続けて
またあなたに会えるその日まで
何千年先も待ち続ける