歌手:
リリィ、さよなら。
专辑:
《愛する以外になかったからさ》 作词 : ヒロキ
作曲 : ヒロキ
雨の中のラブソング
歌手:リリィ、さよなら。
君は傘屋さん
誰かが泣いてうずくまる時
優しく笑って
差し出してくれる人
君は傘屋さん
雨に降られていじける僕に
差せてよかったなって
一緒に入れてくれる人
みんな君がくれた傘のおかげで帰っていったあと
少し寂しそうにどこかを見つめる横顔を眺めていた
遠くから「バカだな」って
君がようやく帰ってこうとするときに
まだまだ雨は降りやまないままで
もうその手には
何もなくって
すぶ濡れのまま一人帰ろうとするから
僕はおバカさん
そんな君になぜか胸が痛んで
「一緒に帰ろう。」追いかけてしまう人
そして気付いた
君に差し出せる優しさはぜんぶ
結局君からもらったものだったんだ
いつも誰かのために生きる君にもやもやもしていた
誰にでもじゃなくていいよ どうせなら どうか僕を選んでよ
傷ついたっていいよ
二人で差す傘は頼りないままで
なんだかんだ濡れたままになっちゃって
喧嘩をしたり
ふざけ合ったり
小さな世界で二人じめしていたいな
君はいつも泣きそうになる時に顔をくしゃくしゃにして笑っちゃうから
そのたび僕は 「ごめん」って言うから
君もおおめに見て許してほしいな
これまでの過去なんて雨が流していくさ
適当なこと言って もう少しだけ 遠回り
二人の間に雨がやまない日も
そこに差す傘が見つからないときも
ずぶ濡れになって
傷だらけになって
それも「楽しいね。」って笑い合える気がするから
ずっとずっと一緒に居てくれないか?
僕の隣りで歳を取ってみませんか
大げさだなって泣き笑いになって
夕立のせいにしてもう一度こっそりキスをしよう
「そう言えばさっきの返事はどうなの?」
情けない僕の腕を強く引いて
濡れたまつ毛のままで
また君がくしゃくしゃに笑ったら