歌手:
リリィ、さよなら。
专辑:
《リリィ、さよなら。》少年少女時代の
大切なものすり減らして
どうにか生きてるけど
ほんのちょっとの憎しみに
背中押されてる気がして
何とか踏ん張ってる
泣き出しそうだよ
後悔を積み重ね
これでいいんだろう?
僕は出来損ないでいい
飛べそうな気がして
飛べないと思い知って
うずくまる屋上のフェンス前
血がにじんだって
涙がこぼれたって
走ってたあの頃の僕らが
そんな僕を追い越していく
折れてしまった友情と
脆すぎた恋愛を
片付けられないまま
心が少しずつ
死んでいくみたいだ
悲しみに慣れそうな僕を
朝が叩き起こす
元気でいるかい?
幸せならいいけど
これでいいんだよ
僕はダメ人間でいい
逢えそうな気がして
逢えないと思い知って
さ迷ういつかの懐かしい町
「壊れたものは
二度と元に戻らない」って
走ってたあの頃の僕らは
何一つ知るはずもなかった
太陽が鉄を焦がして
僕は壊れかけの
自転車に乗って
冴えない今を受け入れて
一人ぼっちでも
生きていけるのか
必死でペダルを漕ぐけど
漕ぐけど
届きそうな気がして
そんなはずもなくて
それでも唄い続ける僕は
馬鹿だなあ
血がにじんだって
涙がこぼれたって
いつでも走ってた
跳べそうな気がして
跳べないと思い知って
うずくまる
屋上のフェンス前
傷つけ合ったって
仲直りを繰り返して
笑ってたあの頃の僕らが
そんな僕を追いこしてゆく
今も 風の中で