歌手:
志方あきこ
专辑:
《Raka》木漏れ日に照らされて森は霞深く
行くあてさえ知らずに 梢のそよぎにさまよう
苔むしたせせらぎに 蜻蛉は舞い踊る
きらめく碧い翅は 儚い命の色
想い出色褪せても 今も胸に映るのは
懐かしい人の 温かな微笑みだけ
翔けぬける風に心を例えて
遠いあの空で巡り逢える様に祈った
蛍火に誘われて 闇は帳を降ろし
枝葉の天蓋に 星空は輝き出す
透きとおる月の光を集めて
遠く甘やかな日々を夢見れば
時の移ろいに想いはあふれて
雨露の雫がそっと頬をなでる
滲んだ蒼い月は果てない涙の色