歌手:
Kuratu
专辑:
《ESORA》 作词 : Kuratu
作曲 : Kuratu
混じりっけの無いものに
憧れていました。
椿の花でさえ
水面に散らばりました。
気付けば春は過ぎ
雨の匂いが来る
湿気ってしまう前に
私を奪い去って
嗚呼 神のみぞ知る
あなたの宇宙は
不可思議な絵画のような
静寂のラビリンス
陰に燃え 導火線を
伝う火花の
焦げた轍をただひとり
指でなぞるの
鬱蒼とした帰り道
古い雨の匂い
最終作戦を
練りながら歩きました。
毒電波の受信室
前髪で隠して
至って尋常に
あなたの視線の先へ
嗚呼 神のみぞ知る
あなたの宇宙は
低彩度の世界に降った
鮮烈な雨の色
風に乗せ 次の春を
願う野花の
眩暈のような希望感に
今は溶けるの
齢にして
色は匂へど
想ひの一つも
紡げぬままで
言葉尻を
濁してばかり
春も暮れるばかり
ときに淑やかに
されども鮮やかに
鋭く 飾り気なく
咲きたいものであります
嗚呼 神のみぞ知る
あなたの宇宙は
不可思議な絵画のような
静寂のラビリンス
陰に燃え 導火線を
伝う火花の
焦げた轍をただひとり
指でなぞるの
熱で眩んだ迷い言を
気にとめてよ。