歌手:
詩道
专辑:
《KAMITSUBAKI LABEL SAMPLER Vol. 2》 作词 : Shun Ueno
作曲 : Shun Ueno
编曲 : Shun Ueno
歌唱:詩道
作詞・作曲・編曲:Shun Ueno
また日は暮れてしまった
街は少しずつ影を落としながら
人波をかき混ぜて泡立てる
行き場を無くした溜め息も
やり場のない想いや話も全部
夜に溶かして
まるで日々は炭酸水のフレーバー
痛み無くしては飲み込めない
わずかな甘さも瞬く内に
弾けて過去になる
夢は炭酸水の飛沫
強く注ぐほど
思いがけずに消える
もういいや
恋だって、愛だって
割に合わないじゃないか
ずっと、さよならの途中にいるだけ
そう言って眠った
気の抜けたサイダーのように
所詮、僕らは水の泡
底に残る最後の一口を
いつまでも飲み干さないまま
時間を繋ぎ止めた気になっている
何か思い残したことがあったような
そんな気がするのは
なぜなんだろう
はっきりとしない輪郭を
なんとか縁取ろうとする
言葉だったり
心だったり
今だってそうでしょう?
朧げな形の泡になって
無数に宙を漂っている
世界が炭酸水の水槽に見えた
もういいや
恋だって、愛だって
割に合わないじゃないか
ずっと、さよならの途中にいるだけそう言って眠った
気の抜けたサイダーのように
でも、
もういいや、なんて
簡単に人は割り切れるもんじゃないからずっと、
生き苦しくたって息をする
そうやって僕らは何か残そうと
している淡い夢の中で
全てがたとえ水の泡だとしても