歌手:
哀乃
专辑:
《人形と黒翳》作词 : 哀乃
作曲 : 哀乃
街はずれの劇場の奥
並べられた人形達
かつての名声は翳るも
穏やかな愛を捧げる主人
端に置かれた不恰好な一人も
平等に大事にされていた
ある日彼らをみてはしゃぐ美しい孫娘
白い手で撫でられた彼は恋に落ちた
みんな眠る夜
オルゴール鳴り出したら
緞帳が開く
黒い翳の奥
踊るドール
愛は言わば望まれぬシナリオ
無いはずの鼓動は早く
甘い声待ち望む日々
縫い目は疼き綿は踊る
欲はさらなる欲を呼んだ
「その抱擁も賛辞も僕のもの」
「邪魔をするならその糸を切るぞ」
みんな眠る夜
オルゴール鳴り出したら
緞帳が開く
黒い翳の奥
踊るドール
愛は言わば望まれぬシナリオ
それは粗く小さい織地に
不釣り合いなほど大きく育ち
ついぞ糸無き手でハリボテの愛を説く
それが届かぬなら
人に成れぬのなら
同じ様に仕立て上げよう
それなら結ばれるはずでしょう?
やがて日が沈む頃には
変わり果てた「二つ」
恋と罰の行く先
人形は焼かれた
歪む熱と凍る
プロポーズ
死と偽り
幕間は短く
語る哀と恐怖
モノローグ
一人舞台
報われぬラストシーン
みんな眠る夜
オルゴール鳴り出したら
緞帳が開く
黒い翳の奥
踊るドール
愛は言わば望まれぬシナリオ
街はずれの劇場の奥
埃被るカビまみれの
瓦礫の下に今も眠る
忘れられた一つの話