月が降るまで
胡蝶の夢
歌手:SEVENTHLINKS
专辑:《胡蝶の夢》

作词 : SEVENTHLINKS
作曲 : SEVENTHLINKS
冷気を切り裂く月明かりが連れ去った
泳ぐ無意識は、作者不明の儘
御伽話になった
有得る気がしても
起こるはずはないや
それを知るのに 天の銀河ふたつ分の光日
丁寧に
括られて深々と貫いた
月の高度は
変わらないか 変わらないか
р.р.р. 交信中
双子の衛星に
ワープホールで逃げ出してしまえたなら
思ふが 思んが 無理が過ぎるやうた
ないよな、ないよな
夢でしか見ないようなバカな話
まだかな、まだかな
目が覚めなくなんのは
歪んだ彩感覚に侵される
このままじゃ何にも言えないや
霞む蝶に口をふさがれて
息ができないな
吐き捨てたい言葉
自分自身に刺して
言いたくない事ばっか つらゝつらゝ
潤けて脳が腐っていく
それも重々分ってるのに
零れ落ちる流星
飄々と見送って
如何仕様も無い程奇麗に はらゝはらゝ
疾うに枯れてしまったが
それさえ気付く暇も無い儘
交信するメッセージ
不時着のs.o.s
ここは如何やら体が軽いやうだ
コトバもカタチも空に紛れていく
ないよな、ないよな
くじらが空を泳ぐなんてバカな話
まだかな、まだかな
息が上手くできんのは
壊れた平衡感覚に侵される
このままじゃ何も言えないや
悪い気体に熱を奪われて
同化してくんだ
化物だ、化物だ
生きてるようなフリをしている
もう少しヒトみたいに
話がしたかった
逆さまの月が睨む天辺が
脳を侵食して
それはまるで月が降るやうだ
ないよな、ないよな
絵本でしか見ないようなバカな話
まだかな、まだかな
ぜんぶ亡くなってしまうのは
捻れてる言語感覚に侵されて
吞み込んだ 灰の色に融けた
霞む蝶に口をふさがれて
息ができないな
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