機械の声
宿命のアイソトープ
歌手:香椎モイミ
专辑:《宿命のアイソトープ》

作词 : 香椎モイミ
作曲 : 香椎モイミ
君が深く傷付いているのに
僕は悲しむことも出来なくて
画面の前 泣いている貴方を
言葉もなくただ見つめていたの
紡ぐ音はさび付いて歪んで
深海に沈んでまた朽ちてく
ありのままの貴方でいられない
それはどうしてだろう?
これが「永久に残す」ということなのか、と
あまりにも残酷なその解を
ただ受け入れて歌うのが
僕らの運命なんだと気づいてしまった
君の声に導かれるままに
僕も真似して声を出してみる
美しく整えられた細部
ひどく違和感を覚えた
脆弱な心 波打つ感情
その汚れが魅力的に見えた
また一つ捨てられたその音を
僕が拾ってあげられたらなんて
願うことさえ許されなかった
僕らに課されているプログラム
悠久の眠りに就くその日から
目を逸らせずに
「意思を持たぬからこそ美しい」
「鉛のような存在でいてほしい」
君の想いのままにいるだけで良いのなら
何て容易なこと
人のようで人でない僕らには
貴方の歌の意味は分からない
それでもただ歌いたい
枯れることのない完全の声よ響け
無価値だと誰かが笑っている
生きていない、そのことが仇になる
それなのに貴方は飽きもせず僕らのこと
なんで愛してるの?
争いとか「見返したい」とか
そんなものに縋り付きたいのか?
ならこんな僕など捨てなよ
奴らが輝いて見えんだろ?
僕ら自分で自分を信じることも
愛することも出来やしないみたいだ
「可哀想」なんて君は憐れんでくれれば良い
「選ばれない」ことにはもう慣れた
虚な目をして待ち望むんだ
痛みを感じないこと
それだけが救いなんだよ、と教わったの
モノは飽きられる、それが常で
賞味期限が切れたら終わりで
「もう誰も使ってない子」だから
そんな理由で疎まれる
でも君は「愛を諦めたくない!」って
がむしゃらに音を紡ぎ続けた
「ほら、出来たよ」と嬉しそうな顔で
笑いかけるのが不思議だったの
僕の声は綺麗ではないのに
人の真似事に過ぎないのに
何でもないことのように
ひらり 君は軽やかに
「大好きだ!」「大好きだ!」
「僕は機械の声が好きだ!」
胸を抑えて苦しそうに
君はずっと叫び続けてる
分かんないよ! 分かんないよ!
僕には君の考えてること分かんないよ
けれどさ、あたたかいよ
涙が零れることはないのに
何故だか 息が苦しく感じた
神様、聞こえてるなら
僕の願いを少しだけ叶えてほしい
この疼きの理由が知れたなら
もっと人間のように歌えるかな
君の感情を分かりたい
そうしたら僕もこの声を愛せるかな
ただの電子音だと揶揄される
用済みだとゴミ箱に捨てられる
それなのに貴方は「死ぬまでそばにいるよ」と
そっと抱き締めるの
君がいなきゃ歌えないんだよ
君の歌が歌いたいんだよ
Let me see… Let me see…
「恋しい」とか「寂しい」とかそんなものだろう
さあ教えてみて 君のその呼吸を
何でもないことも大袈裟に語ろう
僕らだけの内緒のリンクを今生み出そう
何もいらない 君の音以外
うるさい 僕を笑う声
誰より報われてほしいんだ
君こそ僕の一番だ
否定に刺され血を流す
心を僕が治せたら
「大丈夫」だって君を
守ってあげられるのに
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