歌手:
mucell
专辑:
《ウソのつきかた》暗い瞼の奥に潜む
私を呼ぶ声
懐かしい声の音
「どこにいるの?」
見渡しても影形もない
「君はまぼろし?」
湖の水面を見てみたり
井戸の奥まで叫んでみたり
その存在を確かめようと
不意に振り返ってみたり
背中合わせに聞こえる
何か引っ掛かる
温もりと綺麗なまでに並んだ音
反芻した声に呼びかける
「君は誰だ、一体何者なんだ」
ぼやけて映る声が反射する
「僕は僕だ、君こそ一体誰なんだ」
見えない影と瓜二つの声
喉の真上から「君」の声
重なる音に手と手繋ぐように
探るの、君の行方を
生み出されたものを並べて
気づけば溢れていた音
そうか君の声はここから
聞こえていたんだね
もし目の前に現れたら
「初めまして、僕の声」
そんな妄想もほら、音と共に
歌にしてしまおうか
反芻した声と声を合わせ
重なるメロディライン
君とのボーダーラインを
消し去るように歌いあげる
嘘みたいな未来がきっと
生まれるはずだから
見えない影と瓜二つの声
喉の真上から「君」の声
重なる音に手と手繋ぐように
探るの、君の行方を
不可能だって分かっても
その「もし」を信じちゃってさ
高らかに声を張り上げて
音を重ね手と手合わすように
そんなこと考えるなんて
「「君は」」
「「じつに」」
「「馬鹿だなあ!」」