歌手:
楸ロンド
专辑:
《ウソのつきかた》━問う。
厭世感急性落下 遠隔には聡明か?
永劫悖る旧世劣化 梦を見てる?
怪態な群衆感性 明確には早計か?
蛍光灯る群衆歓声 幸せの解
倦怠感頂戴計上 正確には滑稽か?
正答探す存在証明 ウソのマコト
天才観賞賛実際 的確には羨望か?
到底癒えぬ感傷大体 誰にも言えず
死に損ない 蔓延った
狂も祭もない 大概
もう如何しようもなくなって
そう
お前もさ 知ってんだ
才がどうじゃない、ってさぁ?
謳われる事ない旋律を紡ぎ始めようか!
奇怪な期待を解と成して
創造した世界の成れの果て
ボクが無駄と捨てた梦を
キミは何故悔いている?
箱庭で迷い求め
一人で未来を見切ってた
監房から見上げる理想を抱いて
生まれるそのオトを愛していたい
━なんて。
相反した詳細実態 肯定すれば極刑か?
閑散とした劇場廃都 「ボクの全て」
退廃した四畳半劇場 ホントノウソ実際は
そう軽薄に暗澹冥濛 ハクチウムに酔え
ああだのこうだの蝸牛の競争
泥水を啜る自分の現状
太陽の国に惹かれた民衆
━欠いた願いを。
都市に蔓延る靉靆感情
盲目織り成す人間劇場
訝る暇も許さぬ暴走
「待って。」「何で。」「塞いで。」
そっか。
泣いてないで!
…じゃあね。
あいを知らない命が居た
こわばりが溶けるその目を見た
崩れた命で歩いた道を
ヒトは何回も追い続けて
常套的だった合言葉も
繰り返すごとに擦り切れていた
変わらないと誓い合ってたのに
嗚呼
怪態な世界に解を出して!
嗚呼 何回だって手を伸した
あいに消えゆく夢想としても
ヒトは繰り返し手を伸ばして
キミの描いた世界に僕は
いらないなんてこと知っているさ
━でもね、これだけは伝えておくよ。
━僕はこの瞬間を愛していた。
━なんて。