歌手:
いよわ
专辑:
《わたしのヘリテージ》 作词 : いよわ
作曲 : いよわ
おんぼろゴミのスロット
多分 人生はそんなの
はした金を BET
きっと 当たらないものだから
くだらないって
ゲームのひとつだろ
結果は
見れたものじゃないけど
ようやく 覚えた芸で
苦く 稼いだ身銭で
インスタントな夢を
デコって
くっつけて
バラまいた
人嫌いの 私だけの物
愛せる物が あっただろう
ジャックポットなんて
ここには無いので
冷えてほしい跡
知ってほしいから
心の中だけで
中指立てて いるのさ
負け犬のマーチのテンポは
いくら崩してもバレやしないさ
死にゆく その時
光る物があれば
いいのだろう
あなたの滑稽な顔を拝みたい
あなたの滑稽な顔を燃やしたいのさ
根っこの深く巣食った
111輪のシロツメクサ
魔法の呪文 It's not for me
身体にガタがきてんだ
無理矢理 積みあげた時には
何の意味も無くなってた
もう
時計の針は 逆には進まない
塵も残さず 消えてしまいたいから
真っ赤な 目の下は
見せないように 歩くの
昇らぬ 朝日を踏みつけ
今はただひとり 静寂の闇から
じっと身を潜めて 息を殺すだけだ
身ひとつ
心ふたつ の 私は
帰りの切符も無いまま
遠すぎる場所に来てしまったのかな
分岐する道と
すれ違う未来
またひとり ひとり
ひとりずつ 客が降りていく
人生急行だ
悪夢の中で もがくわ
三途の川と 彼岸花
寒すぎる場所に
来てしまったようだな
思い出すのは いつも
小さく輝く コインの絵柄だけ
いちばん キレイな 記憶だけだから
「一生 私たちは
呪いを抱えて、
文明の星で、
草木を枯らして
生きていくしかないんだ。」
お別れの前に 一言お礼を
泥棒たちにも 汚い花束を
笑って
さあ
我らが 誇りの看板に
泥をぬって ツバ吐いて
逃げてった奴らに
爆笑の
スタンディングオベーションを
うしろから 浴びせる時に
負け犬の マーチのアウトロ
きれいなピアノが
聞こえてくるんだ
死にゆくその時
光る物があれば いいのだろう
バイ バイ バイ