歌手:
堀江由衣
专辑:
《文学少女の歌集Ⅲ-文学少女と夜明けのバス停-》作词 : 澤田空海理
作曲 : 古橋勇紀
夜明けのバス停でベンチに座る。
あぁ、取り残されたみたいだ。
足跡は砂浜に飲まれ、何も僕らを追ってこない。
先のことはわからないけど、
現在地を照らす朝日。
内緒話を大声でしよう。今を話そう。
潮風が舞った。ただ息を吸った。
なぜか涙がこぼれた。
誤魔化したくて汗を拭ったんだ。
なんだ、君もか。それならおあいこだ。
電灯が朝に気付かずに
まだ灯っている光景が、
僕たちを淡く抱きしめる。
いつも通りに戻っていく。
大事なもの、守りたいもの、
目を開けたら見えないもの。
飛び立つ蝉を
背景にして速度は上がる。
君が、先だった。
僕ら駆け出した。
絡まる髪を揺らして。
花火のようだった。音の鳴らない。
生きているんだな。生きていくんだな。
煌きは傍にあった。
息切れのように笑う朝だ。