歌手:
サツキ
专辑:
《夢幻のアシンメトリー》 作词 : サツキ
作曲 : サツキ
子供ながらに思った
「なんて酷く、醜い静いなんだ」と
許せない奴らばっか
痛み、叫び、全てを憶えている
如何したって何時もそうだ。
誰も助けに来ない、言い訳ばっかり
下らない思想だった
まるで意思を持たない操り人形だ
不安定な情緒も誤魔化せたら楽だって
その場凌ぎの粗療法で
望まれた幸福もとっくに壊れた
これじゃ、生きているのか半透明
もう、葬ってしまいたい過去とか、一切を捨てた現在などが
刷り込まれた異常識と共に悲劇を模したドラマを演っている
方法が之しか無いなら聡明でなければよかった
靄がかった人間性もただ、自分自身を騙した結果なんだ
母親がある日言った
「とても怖く、惨い怪物がいる」と
フィクションだと思った
だけど其れは、余りにも近くに存在した
単調な人生がどれだけ幸せかって
無いもの強請り仰々しいな
焼き付いた光景は灰色だったんだ
それだけで言葉を絶っていた
今日だって白紙の心に色彩を付けられないでいる
存在に課された過負荷を延々と恨んでしまうのにさ
与えられた心臓だってまだ、私の中に在る
もう、葬ってしまいたい過去とか、一切を捨てた現在などが
刷り込まれた異常識と共に悲劇を模したドラマを演っている
後悔は幾つもあるけど終末がもうすぐ来るから
摩訶不思議な生涯の全て、誰も彼もを呪った結果なんだ