バビルサ
ROAR
歌手:缶缶
专辑:《ROAR》

作词 : 煮ル果実
作曲 : 煮ル果実
これは事実無根 妄言・妄想の類と 貶された人の話
『お前は死神になったんです』 上か後ろからか声がした
その声の主の見た目は醜悪 悪魔と呼ぶが妥当
『そうそう、周りの人を不幸にしないため 此処で一生過ごそう』
真に受けた人間は 心、眼閉ざし 顔まで隠し 黒い箱を見つめてみて ただ過ぎゆく日々
まるで蛇 悪巧み 要されてはない正義と機微
オンカラキリソワカ 声高に 弘法にも筆の誤り
それでも悪魔は足りないと云う 忌む 忌む 忌む 忌む
とうとう頭に血が上り「それではあなたがやってみたならばどうですか?」
悪魔は黙りこくり莫迦を見る目をした
嗚呼 夜が 夜が 消えた 明けた筈の夜が
寄るな 寄るな 消えな 誰も傍に寄るな
「ちょっと失礼良いかしら? あなたは死神ではないわ」
下か前からか声がした 見ると息を呑むよな顔立ちの美人
天使か何かだろう相談しよう こんなことはもう懲り懲りだと
すると捲し立てる様に彼女は云ったんだ
「あの不細工は絶対別の人にも
同じこと言ってんでしょう、きっとそうでしょう 多分そうでしょう
あなたをなんとかしようという気がねまるで無い
ほらやつらを見て、楽しそうでしょ」
『諭されるな』醜悪な天使の声は もう届かない もう遅い
嗚呼 失せろ、失せろ、悪魔! 鏡殴り吠えた
飽きる頃にゃ消えた これはこれはしめた
飲めや歌えやんや 我は自由なりや
哀れ 箱で動く猿は 悪魔に乗せられていた
そして その様子を 新たな死神がさ
歯噛みして見ていた じっとして見てた
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