バケモノの唄
バケモノの唄
歌手:Shino
专辑:《バケモノの唄》

作词 : Shino
作曲 : Shino
エゴの産物として育った僕等を投げ出して
看取ることを放棄した老婆
街は人ひとりもいないようだ
四畳半にぶら下がった肢体を蝕んだ
その姿たるやまるで狼牙
とも言い切れぬ僕は誰なんだ?
始りは何時だってタイトなモノローグ
言葉足らずな命こそエンドレス
拘泥して肯定して 振出しに戻って
負け犬のように踊る
sha la la la la
誰もが祈っているでしょう?
いつから僕等は神様になったつもりだよ
満ち欠けた月の奥で
僕はバケモノになってしまった
醜い姿ではお前を愛せやしないんだよ
二度と戻れない定めと知っている

満たされない夜にそっぽ向いてピアノを鳴らしている
背中越しに伝わった温度
噛み砕いた指輪は2カラット
息も絶え絶えに辿り着いたこの大迷宮
アイロニー混じりのラブソング
夜空を照らす月さえリサイズ
透明な群像を追いかけて転んで
俯く影は何時かの僕だ
先天性の光も爆弾に変わって
深い闇に沈んでいく
sha la la la la
誰もが祈っているでしょう?
いつから僕等は神様になったつもりだよ
満ち欠けた月の奥で
僕はバケモノになってしまった
醜い姿ではお前を愛せやしないんだよ
二度と戻れない定めと知っている

溶けて堕ちていく

夜の隅 仄かな愛に
視界が劣っていく

幾度の夜を明かせど
この身が擦り果てるまで懺悔を繰り返しても
許されないこのカルマ
思い出せない記憶の中で
踊り明かすこの人生に何と名付けよう?
と見世物は唄った
誰もが祈っているでしょう?
いつから僕等は神様になったつもりだよ
満ち欠けた月の奥で
僕はバケモノになってしまった
醜い姿ではお前を愛せやしないんだよ
二度と戻れないままに
生きろ

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