歌手:
水瀬いのり
专辑:
《心が叫びたがってるんだ 特典CD》いい感じ
おおおおぉー
「ダランランランランッダンー!」が震えるね
「ダンーー!」
でもさ、大丈夫なの?
いつもは詞が先なのに
曲のほうを先に作っちゃって
知らねえベア(?)
詞がいつまで経っても
上がってこないんだから
悪い もうちょっと待ってやって
成瀬 苦戦してみたいで
おぉ これってヒロインが
町の人々を悪口で傷付けまくる
ってとこに流れる曲だよね
うん その悪口ってとこが…
「ノック」
おっ、はい どうぞ
あっ あぁっ あっ
あ 成瀬 詞、書けたか
うっ、うん
「タイプ、発信」
えっと「この曲の歌詞は
わたしにはやはりハードルが高いです
よろしければ坂上君にお預けしたく…」
ええー なんで
せっかくなんだし全部行こうよ
うぁ…は…
「悪口というのは
とてもデリケートな問題で
架空の誰かに当てた悪口を書いたとしても
その言葉で実際に傷付いてしまう
人もいるかもしれず」
ああ なるほど。あ でも
ここはそれが必要なパートだしな
じゃあさ とりあえず
俺に対しての悪口を当たってみるってのはどう
うおぉっ
ほら 誰かが傷つくって思うと難しいわけだろう
俺は傷ついても全然オーケーだからさ 物は試して
うっ…ううぅ…
いいからいいから 悪口 Come on!
えっ…えぇ…
よしゃっ 音楽つけるぞ
あっ…あっあっ…はあっ!
顎がない
うわ来たよ!
鼻毛が出る
えっ、マジで?!
頭がよさそう よさそ…
うん?字余り?
え?「頭がよさそうに見えて
本当は悪そうと歌おうと思ったら
文字数が足りませんでした」
いい~~!それえぐる~~
「ごめんなさいごめんなさい」
いいんだ すごくよかったよ
その調子で俺をののしってくれ
ドッジ目でくれ
ただの変態だよ!
「やっぱり 誰かを傷付けてしまうのには抵抗があります」
でも このパートなかったら 話が繋がらないよ
うふっ
うん…岩木 お前さ 今まで言われて一番…
いや 今まで言われて六十番目ぐらいに嫌だって言葉はなんだ
え?六十…番目?なんだろ 六十番目でしょう
そこまで嫌じゃないし えっと うんんんん… 前世が虫?
うわ 結構えぐいなそれ
でも 虫って言われただけだから
ナナホシテントウかショウジョウバエかって印象変わるでしょう
じゃあ 成瀬の六十番目は?
えっ えっ
「お前の母ちゃんでべそ」
おおっ 古き良き悪口の王道
「実際に母はでべそではありませんし
完全なる言い掛かりということで
そこまで傷つきはしませんでした」か
うん これでいいじゃん
うん?
これでいいって?
六十番目の悪口を中心にして
歌詞作ってみないか?そこで慣れたら
五十番目、四十番目って
少しずつひどい言葉入れていってさ
うっうぅ…
それに ミュージカルでこの曲で終わりじゃないだろう
おっうおぉ…
この曲で誰かを傷付けるかもしれない代わりに
ほかの曲に誰かが言われて一番うれしい言葉が入ってれば
ダメーじなんて吹き飛ぶんじゃない?
おぉ
おおぉ いいこと言うじゃん 拓
そうだよ 物語ってのはさ
陰があるから光が際立つわけで
坂上君
え?
坂上君
あっ なんですか
ありがとう ございます
いいえいいえ どういたしまして
「笑」
おぉ おい*8
ちょっと待ってよ
え?
ミュージック スタート!
ずるいです (坂上君)
いいところ (持っていく)
うるさいよ お前らは
大体さ 拓ちゃんは
なんなんだ まだあんの
拓ちゃんはリア充
そして 「ワードワードワード」が完成した
頭悪い (うるせえな)
顔も悪い (放っとけよ)
あんたの前世は虫
金がない (ふざけんだ)
価値もない (ひどすぎる)
母ちゃんはでべそだ
あっち行け こっち見んな
空気吸うな もったいない
キモすぎる (なんてやつ)
無理すぎる (許せない)
エンガチョにバリアー
大嫌い (こっちもだ)
死んじゃえよ (てめえがな)
ナンマイダ チーン
-Fin-