歌手:
関取花
专辑:
《また会いましたね》 作词 : 関取花
作曲 : 関取花
真夜中のドア叩く ひゅうひゅう隙間風
蝋燭の火は揺れる ゆらゆら彷徨って
見つめているうちに 闇に溶けてゆく
さあ夢の中へ 私を連れてって
歌い出した春の鳥 恋に落ちてくミツバチ
一面の菜の花に 吸い込まれてゆく
緑色の山々に 見えた赤い屋根の家
追いかけたなら消えて あなたはいない
真っ暗な天井に ぽつぽつ雨の音
壁を這う黒い蜘蛛の すーっと細い糸
手を貸しておくれ 近くにきておくれ
ほら夢の中へ 私も連れてって
濡れた葉の青い息吹 見上げたら真昼の月
迷いのない雲の群れに 導かれてく
飴色に輝く風 聞こえたあなたの声に
手を伸ばしたら消えていった 会いたい
透明なひとしずくに 滲んでゆく夜の星
何もかも元通り 私はひとり
真夜中に鳴り響く かちかち針の音
蝋燭の火を消して そうっと目を閉じる