歌手:アレンの悪戯
专辑:《神のいたずら》

作词 : Allen(アレンの悪戯)
作曲 : Allen(アレンの悪戯)

僕の神がいたずらして
刻が君と番わなくて
無垢な空に消えて行った
「好きだよ」

遠い日々を仰いだ
透過していた僕は居ない
そんな感覚で堕ちていたんだ

相違点ばっか漁っていた
同化していた寂寥が
今になって臓を抉った

桃源郷が君となった
藻搔いても空を掠めたんだ
神の所為と分かっていた

嗚呼
僕の神がいたずらして
運命の欠片を殺した
空流る 雲をなぞった
視界を塞いだ

頽廃なる日々を嘆いた
描いた君との明日は
もう居ない 暗い
腐化した宵に消えていた

用意周到な苦患だ
謳歌していた人生に
水を差し 乱していくんだ

一寸先の闇が 蔓延った今
寂寥は机上の空論が救った

刻苦勉励も注ぐ精も徒労なんだ
愛する人間でさえ もう
奪われたりするんだ 嗚呼

神は僕が嫌いなんだ きっとそうだ
そんな感傷で押しつぶされそうになるの
僕だって分かっていたんだ 必要な苦患だ
でも今は逆らっていたい

だって僕の人生だ

僕は神にいたずらして
運命を抗う具現だ
手のひらを這い蹲った
我慢が痛いよ

卒無く下すこのジレンマ
灰となり散り行くまで
甲斐も無いくらい
熟してやると決めていたんだ

甲斐も無く 痛いくらい
僕の神がいたずらして
僕も神にいたずらした

たったそれだけで良かった