歌手:
霜月はるか
专辑:
《Akkord-アコルト-》かそけき笛の音 小袖をふるわせて
手綱を包むは 飾らぬ指先
駆けゆく蹄の 響きを残して
はるかな道を往く まだ見ぬかの地へと
遠のく晩鐘 はぐれた緋の鳥
地平を吹きゆく 風に歌う少女
さやけき星影 瞼をなでるように
小さなともしび 掲げたてのひら
過ぎゆくしるべに 轍をきざんで
はるかな道を往く まだ見ぬかの地へと
遠のくざわめき かすれたパサカリア
星座を仰ぎて 風と語る少女
飛びたつ羽音に 祈りをたくして
はるかな道を往く まだ見ぬかの地へと
古びた時計を 小さなその胸に
明くるは何処へ 風を纏う少女