歌手:
mamomo
专辑:
《flight》聞こえたふりで聞き流して、
見えてたようで見えてなくて、
「それなら、どうする?」
それも消えて。
ありふれた、さよならなんだ。
忘れたらそれでもういいんだ。
自分を騙すのは、得意だからさ。
羽は、もう散った。
それなのに、今も僕は。
どんな世界を、望んでるの。
昔、この景色は、緑で覆われてた。
陽が伸び始めて、草木の芽生える季節を、
春と名づけた。
見下ろした、雲の切れ間、
期待した、春の予感。
裏切られて、うつむいて。
羽を、失くしたから、
やり直しは、きかないって、
ずっと、ずっと、途方に暮れた。
昔、この星は、命で溢れてた。
深い青をした、星を覆う水たまりを、
海と名づけた。
昔、地上には、多くの人が住んだ。
地上と天上、その隙間を埋めるものを、
空と名づけた。
あれから、泣き果てて、
気づいたときには、世界は枯れていた。
それから、記憶の中の景色を求めてた。
いつか手放したもの、今更欲しくなったんだ。
記憶を辿り続けた。
視界が滲みはじめた。
きれいな景色を見つけた。
嫌いな自分を見つけた。
さあ仲直りしよう、自分を愛せたなら、
世界は色づき、現象は名を取り戻す。
夢の続きへ。
大気は震えだし、四季は巡りゆく。
時は動きだし、命の種は蒔かれゆく。
世界が始まる。