歌手:
椎名もた
专辑:
《コケガネのうた》君と地平線に陽をつけた
コンビニ 100円のライターで
ウィスキー 飲み干して見える
境目の縫い目の乱れは
やがて▽に
ファミレス前でタバコの火を
踏み千切って捨てたあの時には
戻れないね 戻れないね
なんて区切りつけたフリしてみたって
かき混ぜておどるロキソニンさ
銀紙間違って口に含んだ
噛み砕いて 噛み砕いて
しけた道でうたうミュージシャンさ
僕は五線譜に火を着けた
コンビニ 100円のライターで
ウィスキー 空になった瓶に
砂浜の貝殻詰めて
やがて忘れてく
呼吸器が灼かれる感覚と
手をとって踊るステップはワン・ツー・スリー
躓いたって 躓いたって
「ボクがたすけてあげるよ」
すまし顔ね
マドラーで回る大好きと
ガムシロップ加わる大嫌いで
愛してるって 愛してるって
湿気った言葉うたうミュージシャンさ
昔から「ふり」がうまくって
それでも隠せないこともあって
うまくいかない うまくいかない
そんで変な踊りおどってみたり
しわくちゃなワルツはインマイヘッド
手をとって踊るステップはワン・ツー・スリー
目眩がした 目眩がした
転んで傷がついたミュージシャンさ