歌手:Calvaria
专辑:《砂漠の国の物語》

作曲 : a_hisa

Mixed：nmk/佐原誠
神々の寵愛を受けた少女を手に
悪しき王は語らん
蒼い月踊る夜
地平染める朝
砂上に息衝くもの
咲かぬ花の香も
遍く我が手の中
我が為にありや
波乱を紡ぐアラベスク 抗いの灯放ち
振り翳す正義は諸刃 憐れ口なしの屍
日ごと色を増す支配欲 癒えぬ渇きのもと
夜ごと減りゆく砂の民 明星待つ憂き運命
灼熱の砂の上を
駱駝の影が渡る
吹き荒ぶ熱風ははらい
軽やかに砂を蹴る
道を閉ざす洞窟
蜃気楼を抜けて
唇に呪文を乗せ
旅人は進む
歪な独占欲に囚われた運命嘆く少女
古の宝石の名は 神の眷族の証
黄金色の鳥籠の中 届かぬ月見上げ
天翔ける星の行方に 己が侘しさ重ねて
千と一の夜の帳を越えて
砂漠の下眠る伝説よ、目覚めよ
錆びたランプの住人は
ひとつ笑み応えた
裁きを下す魔神 断罪の灯放ち
闇夜に浮かぶ王の城 まこと灼熱の地獄
燃え盛る紅蓮の海は 民の怒り宿し
逃げ惑うその先々に 咽ぶ亡者の幻
混乱の最中に響く 断末魔もただ虚しく
贖いに伏す悪しく王 今、愚かなる幕引き