実に命は花火に似てゐる 「玉の様な子」とは 言い得て妙だ 材料はリン カルシウムと希望 臍の緒で繋いでゆく火 君よ 大輪の華を咲かせよ 世に二つと無き Starmine in the dark 其の光を目に灼き付ける為 いつも顔を上げ 生きていけよ あゝ人生に喝采を たまやかぎや 愛し我が子や どん
豊穣祈願の山焼きの 業火の様な炎を 戦利品の出目金越しに 君は恍惚り眺める
何百匹から唯一匹 掬われ生きていく それは幸運な奇跡だねと 言い切れぬ私を背に
今復一つ花火が揚がる 色や形大きさは様々 仕事一途な職人が健気に 願いを込めた光浴び 君よ其の命 燃やし尽くせよ 暗闇を照らせ Starmine in the dark 幼さ故の高い体温が 悴んだ心温めるよ あゝ愛を込め発破を たまやかぎや愛し我が子や どん 君よ 大輪の華を咲かせよ 世に又と無き Starmine in the dark 其の光を目に灼き付ける為 いつも顔上げ 生きていけよ あゝ人生に喝采を たまやかぎや 愛し我が子や どん