歌手:
東京フィルハーモニー交響楽団
专辑:
《初音ミクシンフォニー~Miku Symphony 2018-2019 オーケストラ ライブ》月夜の明かりを 浴びて
響はやがて 瞼を擦り
時の境目を 告げて
明日の形を 撫でた
空模様は 相も変わらず
青く 赤く 黒く 流れた
もしもそれが 永遠ならば
微笑みを 映して
優しさを 託して
幸せを 育んで
ここに 伝えて
問い掛ければ
声が 声が 声が
心に 語るだろう
きっと きっと きっと
答えが見つかるように そっと
背中を 押すだろう
月の明かり 聞こえる音色に
心を 澄ませて
晴れ間の明かりを 浴びて
街はやがて にぎやかになり
駅へなだれこむ ひとの
闘う 汗を 湛えた
歩む道は 相も変わらず
長く 遠く 高く 聳えた
もしも それが 必然ならば
微笑みを 映して
優しさを 託して
幸せを 育んで
ここに 伝えて
問い掛ければ
声が 声が 声が
心に 語るだろう
きっと きっと きっと
答えが見つかるように そっと
背中を 押すだろう
晴れの明かり 聞こえる音色に
心を 澄ませて
アスファルト
歩幅を
傾けて
残した
自転車に ライトが
ともりはじめ
家路へと
向かう 太陽
命の呼吸を 結ぶ
あの頃の 僕らから
目の前の 僕らへと
渡された 時間と
託されていた
生きる喜び
目まぐるしさに
立ち向かって
削れた心
けれどそこに あの頃の あなたの
笑顔をどうか
忘れないでいて
たいせつなことは
生きる喜び
そして景色に
月がのぼった
折り重なった
静けさの 木漏れ日の 果
安らかに続いていく いぶきを
繋ぐように 星が咲いた
光が 淡く降り注いだ
問い掛ければ
声が 声が 声が
心に 語るだろう
きっと きっと きっと
答えが見つかるように そっと
背中を 押すだろう
走り抜けた 風の軌道
打ち上がって 彼方へと飛んだ
らららららら 穏やかに 湧き上がる
らららららら 輝きを
ほらね 僕たちはここに
生み出し続ける
明日の明かり 聞こえる音色に
心を澄ませて