歌手:
チリヌルヲワカ
专辑:
《きみの未来に用がある》まどろむ街に
独りひっそり取り残されて
月が果物みたいに熟れていく
独りひっそり取り残されて
心臓が甘味みたいに掬われた
キミの風邪をうつされたようなもの
ボクはその病に冒されている
キミの未来に用があるだけだ
甘酸っぱい夏で過去を忘れたいから
映し鏡の
天と地に散らばる煌めき
今日が氷菓みたいに消えていく
甘い夢にうなされたようなもの
ボクはその熱に浮かされている
キミの未来に用があるだけだ
ほろ苦い冬を溶かしてほしいから
最後の皿まで
止まぬドキドキ
前菜はデザー卜までの序章
人生はフィナーレまでの独演劇
キミの哀をうつされたようなもの
ボクはその病をこじらせている
甘い夢にうなされたようなもの
ボクはその熱に浮かされている
キミの未来に用があるだけだ
極上の春は脳裏に焼きつくから