歌手:
なぎさ
专辑:
《La Vierge Sale》 作词 : なぎさ
作曲 : なぎさ
帰り道に鍵をかけて
嘘を吐くなら壊れちゃって いいよ
電波塔が語りかける
「愛し合えるなら救われる」とか
愛さえない君はどうにか
昔見た映画の悪役みたいだ、なんて
この声も、この日々も
いらない、いらないと
押し殺せるように
綻んだ言葉を使えば
あの日は笑えたような気がした
強がるのは歩けないから
ひとつずつ壊して眠っちゃえばいいの
笑えないのは怖くないから
ひとりに慣れれば染まらずに済むから
吐いた息も、嫌った、嫌った
欠いた意味も、願った、強請った
触れないで、遠ざけて
消えない感触を許せないままで
言わないで、無邪気に笑っていた
あの日のテノヒラを呪った
この声も、この意味も
いらない、いらないと押し殺せるように
愛されないこの手を握ってと
誰にも届かない声で縋っていた