歌手:
ユリイ・カノン
专辑:
《Kardia》気付けば遠くなったあの日の君の声が
今もまだ僕を繋ぎとめている
瞼を閉じながら古い歌を聴いてた
夕暮れのバス停に一人佇む
ねえ 焦がれた世界なんて曇り空みたいに霞んで
でも それでも美しいんだと
過去になる景色の中 笑うから
瑠璃に染まる空はやがて焼かれて
明けを描いて 君を遠くへ攫う
移ろうまま 薄れてゆく痛みが
どうしてだろう 哀しくて言葉も出ないんだ
どうか消えないでいて
今にも堕ちそうな空と君を綴るから
閑静な夏木立と廃線が続く道
見上げた青の青さが目を奪う
繋がるふたつの手 降り濡つ帰り道
その手をいつまでも離さずにいられたなら
どんな想いで どんな言葉で 君を繋ぎとめる?
同じ夢も残る傷も 何気ない日々さえもすべて
こんなにあたたかくて
瑠璃に染まる空はやがて焼かれて
明けを描いて 君を遠くへ攫う
でも忘れない 君と生きた季節を
君がくれた命の理由も 在り方も
もう少し待っていて
僕は僕を生きてみたい
君に逢えるまで