歌手:
腹话
专辑:
《腹话作品合集》 作词 : 太一
作曲 : furafura
雨雲色(あまぐもいろ)の黄昏(たそがれ)が
世界を丸(まる)く包(つつ)んているわ
終末(しゅうまつ)なんて大(おお)げさな日は
案外(あんがい)地味(じみ)にやってくるのね
生きて迎(むか)えてる明日(あす)なんて
誰もがみんな諦(あきら)めた
最後(さいご)の時間(じかん)は大事な人と
過ごしたいのが定番(ていばん)よ
だけどあなたは飛び立った
夢見る無垢(むく)な宇宙飛行士(astronaut)
一番星(いちばんぼし)が空を灼(や)く
雲を開(ひら)いて 闇夜(やみよ)を裂いて
燃(も)え落(お)ちる火が見えるわ あなた
花火(はなび)になった気分(きぶん)はどう?
鉛(なまり)を詰(つ)めたあの空は
もう百年(ひゃくねん)も曇(くも)ったままよ
あなた云(い)ったわロケット仰(あお)ぎ
変わらぬ星を瞳に抱いて
どうせ最後になるのなら
みんなに空を見せたいと
とうの昔に潰(つい)えたはずの
雲の向こうにある空を
微笑(ほほえ)み残(のこ)し飛び立った
時代(じだい)遅(おく)れの宇宙飛行士
一番星が空を舞う
飛び散る風が大気(たいき)を穿(うが)つ
ぐるりと丸い紺碧(こんぺき)の穴
夢を叶(かな)えた気分はどう?
白い光が降り注ぐ
きらめく欠片は宝石(ほうせき)のよう
百年(ひゃくねん)ぶりのお日様だけど
あなた本当(ほんとう)に分かってないわ
最後にわたしが見たいのは
これじゃないのよ宇宙飛行士(astronaut)
一番星が燃え尽(つ)きて
太陽(たいよう)はまた隐れて消える
さよならだけど泣かないわ
すぐに世界も 終わるのよ
いつでも空を見上げてた
この星最後の宇宙飛行士(アストロノート)
きらりはじけた風のはて
花火になった気分はどう?
-END-