歌手:
梶迫小道具店
专辑:
《STREET3115》[00:00]歌词提供:迷途黑猫-橙
[00:07]蓮子:「メリー、メリー、マエリベリー、メリークリスマス!」
[00:12]メリ:「蓮子、帰っていいわよ。東京に」
[00:16]蓮子:「あれいきなり冷たい!?」
[00:18]メリ:「寒いのは気温だけで充分よ。
[00:20]第一、ちょっと気が早くないかしら」
[00:23]蓮子:「いえ、いつも遅刻ばかりだから、
[00:26]たまには気分だけでも急いでみようかと思って」
[00:28]メリ:「今日は三分と十三秒の遅刻よ。
[00:31]それても、クリスマスに300日くらい遅刻?」
[00:34]蓮子:「でも、今日はちゃんとお土産もあるのよ。
[00:37]はい、カフェオレ」
[00:39]メリ:「生暖かいわ......でも、ありがとう。
[00:42]缶コーヒーと駅前で乾杯なのが哀しいけれど」
[00:46]蓮子:「学生らくしていいじゃない。」
[00:48]メリ:「喫茶店はちょっと遠いから、呑みながらいきましょ。
[00:52]雪も降ってきたことだし」
[00:53]蓮子:「あら、いつの間に」
[00:56]メリ:「ぼーっとしているから気づかないのよ。
[00:59]こんなに綺麗なのに」
[01:00]メリ:「蓮子のことを考えていて頭に入らなかったのよ」
[01:04]蓮子:「雪より私のほうが綺麗って言ってくれてるの?」
[01:08]メリ:「蓮子の頭は、クリスマスというよりはお正月ね」
[01:11]蓮子:「あけましておめひふう。
[01:14]私たちはこの冥い街でオカルトサークルをやっているの」
[01:18]メリ:「無理やりすぎる挨拶だわ」
[01:20]蓮子:「あけひふー」
[01:21]メリ:「ことくらい?」
[01:23]蓮子:「マエリベリー?メリー&ハッピーレンコイヤー!」
[01:26]メリ:「はいはい。楽しいことを喋っていないで歩きましょうね蓮子さん」
[01:31]蓮子:「寒いからテンションをあげているのよ。
[03:54]でも、雪も天然だと思うと貴重に感じるわ」
[04:00]メリ:「人工雪を降らせることもできるけれど、
[04:02]コストがかかってしかたないもの」
[04:04]蓮子:「でも自然の雪って空気中のチリが元になっているから、
[04:08]人工雪の方が衛生的には綺麗だそうよ」
[04:11]メリ:「夢のない話ねえ......」
[04:14]蓮子:「見るだけなら、どっちも綺麗で夢が溢れているけれどね。
[04:19]この場合は、夢が積もってゆく、かな」
[04:23]メリ:「溶けて消えてなくなるところまで、夢と一緒ね」
[04:27]蓮子:「夢を現実に変えるように、雪を硬めて雪合戦でもする?」
[04:32]メリ:「あったかい喫茶店の中から雪を眺める方が良いわ」
[04:37]蓮子:「ついでに甘いケーキもね。さぁ、急ぎましょーー」