歌手:舞風
专辑:《アニマトニス-Animahtnis [Visu - FairyTale]》






（インペリアル）
というわけだ
わかったか、Visu





インペリアルは誇らしげに
その小さな前足で
あるはずのない前髪を搔き上げる仕草をした　　





（Visu）
うんんっ…　よくわからないけど
インペリアルは猫なのに
なんでそんな難しいことまで知ってるのかしら

（インペリアル）
俺は知的だからな

（Visu）
でも猫でしょう？

（インペリアル）
知的な猫が言ったっていいだろう
せめて知的な猫と呼ぶんだ、Visu

（Visu）
せめて知的な猫…さん？

（インペリアル）
「せめて」を付けるな　

（Visu）
あら、僕そろそろお屋敷に戻らないと

（インペリアル）
あっ…待って
あっ…、いいや…なんだ
俺ともう少しだけ、話し相手になる権利をやろ

（Visu）
光栄だわ
じゃ、また明日

（インペリアル）
相変わらず空気の読めない奴だ
ふん、たかが小娘一人に何を
俺は別に…

（Visu）
あっ（ああ！）、そうだ、インペリアル

（インペリアル）
なんだ　お前！
帰ったんじゃないのか？

（Visu）
うあっ？
どうしたの　息が粗いは？

（インペリアル）
誰のせいだ！まったく
それより、なんで戻できた？

（Visu）
先の雑学、やっばりよくわからないわ
どうやって、箱を開けずに
箱の中の猫のことを知るの？

（インペリアル）
雑学じゃない
まぁいいだろう
特別に解説してやる
俺は知的だからな

（Visu）
でも猫でしょう？

（インペリアル）
だから知的な猫と呼べと

（Visu）
だから知的な猫…さん？

（インペリアル）
「だから」を付けるな！