歌手:
VOCALOID
专辑:
《vocantabile -storia-》寒い夜の事でした
こんな静かな夜が僕らは大好きで
[下]を覗くのです
静かな夜なのにそれを邪魔する奴がいる
[下]を蠢くそれは
人間という奴だ
人間はずっと休まない
夜中になっても働く
彼らが操る汽車 その沿線に立つ
二つの工場が今日も
ずっと言い争ってる
どちらの煙突の煙がより高く上がるか
吐き出される煙
それを肺に吸い込んだ
新聞売りの少年が病気で倒れた
少年は貧しいから病院になど行けず
家の布団の中で胸を押さえ咳き込む
少年は木造アパートの窓から
僕らを見ていた
次の日の夜の事
あの少年の姉は弟の治療費の為
仕事を増やしたようだ
人間はずっと休まない
夜中になっても働く
彼女が選んだのは紡績工場のバイト
その工場の横には製紙工場があって
今日も争うように煙を吐き続ける
黒煙は高く上がる 僕らのいる空まで
それは黒い雲となり工場の上を覆う
少女の働く工場からじゃ
僕らは見えない
人間たちは僕らに[星]という名をつけて
祈ったり願ったりするけど
僕らに奇跡なんて
起こせるわけないだろう?
僕らはただ空から
見ているだけ
少年は貧しいから病院になど行けず
少女は治療費の為工場で働く
黒煙は高く上がる
僕らのいる空まで