ときをとめて
思春期コンプレックス
歌手:VOCALOID
专辑:《思春期コンプレックス》

編曲:ざうに

何気ない平日の夕方、帰り道の途中で
ふと愚図(ぐず)る頭で考える 明日の私のこと
電車に吸い込まれる大人が 何よりも怖くって
手繰(たぐ)られる糸に背くように 目を逸らし俯(うつむ)いた

大人になんてなりたくないって言ったけど
何故なりたくないってこともわかんなくて
只死んだように突っ立ってた私さえ
時間が、引っ張って、いた。

時を止めて。歩いて。
叫んで。振り返って。
また歩いて。いつかみたこの道に
私がいたんだ。ここでさよなら。

ため息に潰される心が 段々と重くなり
ただ立っているのが限界で 教室に戻っては
机に突っ伏してた私を 忘れたのに気づいて
吐いた息の多さを数えて 涙を拭ったんだ

わがままだって投げやりだって気づいてた
でもどうすりゃいいってこともわかんなくて
侭(まま)歩き疲れて 座り込む右腕を
時間が、引っ張って、いた。

時を止めて。歩いて。
叫んで。振り返って。
また歩いて。いつかみたこの道に
私がいるかな。なんて

真っ青な空が落ちてくる 明け方の午前四時
新しい今日の呼び出しで 目が覚める
また今日が始まった 始まんなけりゃ良いのに
ゆっくりと目を閉じて

時を止めて。歩いて。
叫んで。振り返って。
また歩いて。いつかみたこの道に
私がいたんだ。ここでさよなら。
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