歌手:
VOCALOID
专辑:
《桃花狂乱》うす暗い部屋から 窓越しに覗く
外は今日も雨が降ってる
水たまりに こぼれた名も無い花たち
見上げせつなく萎れていく
朧月に霞む心が
写した影は涙を誘う
冷めた目をして 殺す感情
こらえる息も絶え絶え
雨桜香れば
春の都に吹く神風
突き刺さる胸の奥で
騒ついてるあの記憶
肌寒い夜道は
いつも心折れそうになる
木霊するこの痛みを
いつか消えていくのかな
陽だまりに こぼれた木漏れ日が揺れる
ふわり煌めいて夢の中
琥珀色に淀む未来が
隙間なく心を埋め尽くす
何処にいるかも 分からないまま
彷徨い扉を叩く
雨桜吹雪いて
いつかの夢、遠くで光る
気つかぬ間に落ちていた
独り残る闇の中
嘘で固めた颜
微笑む裏で何を思う
染まる、染まる 人の色に
自分を見失って
機械のように 毎日がすぎてく
雨桜散りゆく
それでも人は歩いていく
壊れようが、壊れまいが
そこに種があるかぎり
雨桜香れば
蒼天の花に恋い焦がれ
突き刺さる胸の奥で
騒ついてるあの記憶
肌寒い夜道は
いつも心折れそうになる
木霊するこの痛みを
いつか消えていくのかな
願わくばいつかここに
訪れど変わらずに