歌手:
VOCALOID
专辑:
《「マジカルミライ 2016」OFFICIAL ALBUM》 作词 : KulfiQ
作曲 : KulfiQ
僕はゲンガー いつもこうやって
後ろ向いて指を咥えて
どうせあっちに行っても こっちに行っても
ニッチもサッチも誰かの
影に隠れたままなんでしょ
なりすましゲンガー
「おばあさん、この席どうぞ」
僕は椅子に座ったままです
「あら、どうも助かりました」
見て見ぬフリ、フリ、あぁん
最近の若者達は、
なんてよく聞きますけれど
何を隠そうワタクシこそが
その最たる例なのです
こわい、こわい、他人の心の奥底
いない、いない、いない、
誰の目にも入らない
僕はゲンガー、いつもこうやって
後ろ指刺されて笑われて
そんな行ったり来たりの人生なんて
日の光を浴びないから何度も
影踏みするんだ
さみしがり屋の僕の口癖
「あいつみたいになんてなれないよ」
ほら、キミ、と僕の距離がまた開いて、
追いつけないんだ
ひとりぼっち、誰もいなくて
孤独な夜を何度も明かした
部屋の隅っこぽつんと咲く花に
勇気をもらった
君の心の中、覗いて
忘れ物を見つけました
僕は喜怒哀楽の感情が足りない
不完全な存在です
明日、また太陽昇って
陰と陽の境界できたら
やっぱ、逃げ続けるだけの
人生なんでしょう
なりすましゲンガー、そうだこうやって、
君の影にずっと隠れて
いつか照らされて
このまま消えちゃえば、それでいいな