歌手:
UPLIFT SPICE
专辑:
《THE MUSMUS TALE I》傾(かたむ)いた空に投げ出された僕は懸命に天命に抗った
振り落とされまいと千切れそうな世界の
その縁に獅噛みつく気力はもう無かった
眠るように意識を手放し静かに沈んでく
降り出した雪を見上げたまま
寒空に君と手を繋ぐ 僕は深海で真っ白な雪に抱かれて
足跡は消され足音も消され すぐ傍の気配さえ消えそうで
決して離すまいと掴んだはずだった
君といた あの日見た白銀に染まる Hah——
放つように指先を解き 僕は忘れてく
降り頻(しき)る雪を見つめたまま
君の手に落ちては消えてく 僕は深海で真っ白な雪に抱かれて
波音も光も忘れた海に深深と
降り積もる雪は夢の亡骸(なきがら)
その肩に体を預けた 僕は深海で真っ白な雪に抱かれて