歌手:
少女病
专辑:
《彼方に謡う哀怜の姫》 柔らかな寝具 知らぬ部屋
目醒めたティアは 怯えた瞳で青年を見上げた
「いいわ。貴方が私を殺すのね……」
瞳閉じて、少女は首を差し出した
困り顔で青年は 両手挙げて
"手にかけたりしない" そう誓う
傷だらけの身体に 巻かれてた優しさで
その言葉に嘘はないとわかった────
眩しい笑顔に戸惑いながらも
傷が癒える度 少しずつ言葉交わしはじめていた
どうして?
貴方が笑うと嬉しいくて...
けれど何故か 泣きたい程に苦しくて
次の春が来たなら見せてあげよう
海の蒼に咲いたアイリスを
貴方の為、私はこの詩を捧げましょう
閉ざされた歌声 色彩を戻して
他愛のない談笑でさえ
懐かしく思えたの────
"与える事"それしか識らなかった
少女は恋を識ってしまった
青年もまたいつしか 無垢な花に惹かれて
何もかもが ah... 幸せに満ちて 咲いてた...