歌手:
Sound Horizon
专辑:
《Nein(通常盤)》愛という名の咎
Sound Horizon - Nein
(ミーシャ!?)
追っ手の影 を 振り切る よう
暗い森 を 駈け抜ける よ
牡鹿が道 を 差し示す よう
蒼く角 を 照らす月 夜
乙女の意思 を 断ち切る よう
長い髪 を 北風の ように…
冷たく薙いだ…
そして…
迫る…
絶体絶命… 美人は薄命…
待ってる運命… 《水神への供物巫女》(手土産)に任命
汚ねぇその手をドケろ!
《本当の事を言うと天上の女神達が嫉妬して酷い目に遭わされるから便宜上…死せる者達の世界で一番》(世界一)可愛い妹から
そんなに女が好きなら 冥府で好きなだけ抱くがいい!
(エレフ? 本当にエレフなの?)
《創世詩》(ジェネシス)奏で始めた《神話》(ミュトス)華やぐ時代
騙り手は誰ぞ? 騙り手は我等!
唄い手は誰ぞ? 唄い手は我等!
《黒猫四姉妹》
嗚呼… 我等を試すように 天は絶えず難事を降らす
その神意を人間は疑わずに 唯受け入れることしかーー
出来ないと思って… いたけれど… 突然…
心の奥で生まれた… その《衝動》(声)に…
従うように… 駈け出してた… 在るがままに… 為すがままに…
あの頃よりも 背が伸びたね ←→ 君の方こそ《大人の女性》(綺麗)になった
やっと逢えたね これから二人 何が遭っても 離れずにいよう!
誰かを不幸にするとしても 叶えたい願いがあった
《運命》(Moira)に背く赦されぬ咎を 夫々に犯して
正義より 倫理より 《第六の地平》(世界)より たったヒトり 君だけを愛そう!
追っ手の足は途絶えず… 蠍のような執念で…
幾度も私達の後を… 付け回した…
(行く手は北か南か 兄は北がいいと言ったけれど
そっちは星の廻りが悪い! と南を推した)
夜の静寂に浸る泉
嗚呼… 不意に 手を伸ばしたら 届きそうね
水面に揺れる淡い月 背中に受け
真っ直ぐ伸ばしたその手で 彼の手を取ったーー
朝凪の丘を越え… 潮風に誘われ……
寄せては返す波の音を その肩越しに聴きながら
「何処か遠くの小さな島で 二人暮らせたら素敵ね♪」
何てこと… 考えたり… しちゃったりして…
小石に躓い… 痛っ!
流浪の途上 幾度めかの奴隷市場
哀しいけれど… いちいち助けていたのでは…
キリがない……
(The chronos is weaved)
嗚呼… 今日も何処かで 争いは続くのだろうけれど
穏やかな 暮らしの中で
幸せを 抱きしめては いけませんか?
(別にいいんじゃない?)
何かと理由をつけて… 死に魅入られた彼を…
その血の匂いから… 遠ざけた…
彼に為すべき事を… させなかったのは…
そう… 私… 悪い女ね… けれど……
ミーシャ♡ ミーシャ♪ ミーシャ♡ ミーシャ♪ ミーシャ♡
エレフ♪ エレフ♡ エレフ♪ エレフ♡ エレフ♪
(二人を包む黄昏の中 世界は輝いて)
儘 問に惑い 解を違え 累の海へ堕る
唯 愛を求め 悔て騙り 星が空に舞う
死せる者達が 駈け抜ける 神話の時代よ
奔らざる英雄 馳せし奸雄 変わり征く《運命》(さだめ)
誰かを犠牲にしたとしても 通したい想いがあった
《運命》(Moira)に背く赦されぬ咎を 夫々に犯した
自由より 平和より 《第六の地平》(世界)より たったヒトり 君だけが尊い!
其れでも「戦え」と《創造主》(神)は言う 繰り返し「戦え」と《昏い瞳主》(神)は言う
ならば《死せる者達》(我々)が戦うべきは 本当の敵は何処だ?
例え《摂理》(神)を《否定し》(殺め)た《地平線》(世界)でも 君が傍にいるなら何も畏れない!