歌手:QuinRose
专辑:《QuinRose Best～ボーカル曲集・2012-2013 I～》

作词 : 五月攻
作曲 : アサヒナユウ
紫に煙る暮れ
朱を引いて馳せる
薄墨の言霊
振子は傾き均衡崩す
闇に嵌まる前に時を重ねて
常夜灯に揺らめいた夕暮れの街
立ち込めた靄の中 木立がざわめく
君の影に縛られて
羽織は染まる
鈴の音雫と戯れに囚われ
日が落ちるその前に紡ぐ
夕暮れの縁結んで
絶えて久しい子守唄
今はわびしき夢芝居
回り渦の中に消えた心移す水鏡
君を隠しまためぐる この黄昏時

卸したての袖に焚いた
爽やかな香に忍ばせた余韻
琥珀の囁き 鳳に乗り遥か遠く伝えた
赤の鬼灯
よく晴れた夕暮れに佇んでいる
眩み惑う景色 鼓動を伺う
君の声が突き刺さる
黄昏忘れ路 月夜に徘徊
戯れに囚われ
まほろば想う桟橋で刃と刃を交わす
八百万の煩わしさ こがれた夢芝居
回り暮れに落ちていった心移す水鏡
君を隠しまためぐる 満ちてゆく夕日

還らずの道に曲がり角
逢魔が時にさらわれて
誰かへ歌う子守唄 今が恋しい夢芝居
回り巡れば見失う 絶えずは山彦のみ
君を隠しまたたどる 暮れなずむ空に
今宵は君と闇夜を纏う