百物语
深夜の怪谈ラジオ
歌手:kaede.org
专辑:《深夜の怪谈ラジオ》

[0:04.534]第三话 百物语
[0:12.881]
[0:12.881]「私が友人と百物语をした时の事を话します。」
[0:18.483]ある夏休みのことです、私达は、クラスの友人达と、百物语で盛り上がりました。
[0:30.703]百物语とは、百本の蝋烛を用意し、怖い话を一つするたびに、蝋烛を吹き消すと言う、怪谈会のやり方なのだそうです。
[0:44.374]みんな兴味津々で、私达は乗り気のクラスメイトを集めて、kと言う友人の家に集まることにしました。
[0:58.580]夜の九时顷。
[1:04.544]kの家の、大きな部屋に、みんなが集まります。
[1:10.262]そして、苦労をしながら、テーブルに百本の蝋烛を用意しました。これを顺に消していくのです。
[1:21.700]床の间には、ビデオカメラを设置してあります。
[1:26.798]「何かが映るかもしれないから」と言うkの発案でした。
[1:33.769]最后に、部屋の电気を消しました。
[1:42.100]そして、一人目から、百物语が始まりました。
[1:48.370]一话话し、蝋烛を一本消します。
[1:53.749]一话话し、一本。
[1:57.844]それを缲り返します。
[2:02.024]メンバーは二十人ほどしかいないので、何周も语り手を回しながら、ようやく、五十话まで来た所で休憩を取りました。
[2:13.603]そして、ビデオカメラを用意したkが、バッテリーが切れそうなので、音声のみに切り替えると言い出しました。
[2:24.052]みんなも特に异论はなく、また、百物语を再开します。
[2:34.428]百本あった蝋烛は半分、部屋の中は、かなり暗くなりました。
[2:44.108]その中での怪谈が徐々に盛り上がり、段々と、みんなの间でも、小さな悲鸣が上がり始めます。
[2:55.757]九十话、九十一话、九十二话、九十三话。
[3:07.336]そして、最后の百话目、私の向いで、语り手が话し始めます。
[3:16.335]それは、とても怖くて、悲しい话でした。
[3:27.898]最后の话を终え、最后の蝋烛を吹き消しました。
[3:35.263]「きゃー!」と悲鸣が上がり、部屋の中が真っ暗になります。
[3:42.516]みんな怖がってはいましたが、体调を崩したりする子もいないし、何も异変はありませんでした。
[3:52.719]私は、心の底からほっとしました。
[3:56.899]すると、暗暗の中で、谁かがこう言いました。
[4:03.253]「最后の话怖かった。百话目の话が一番怖かったね!」
[4:10.000]「今ので、美树だよね?」
[4:13.772]これには、私も大きく颔きます。
[4:17.954]最后の话を闻いてから、鸟肌が収まらないのです。
[4:25.201]ところが、美树は妙なことを言い出すのです。
[4:31.007]「え?最后はあたしじゃないよ?葵でしょ?」
[4:37.151]美树だと思っていたけど、そういえば、ちょっと违う声だったような気がする。
[4:47.068]しかし、名指しされた葵も、自分ではないと言いました。
[4:53.928]じゃあ、一体……?
[5:01.150]怖くなってしまったのは、みんなも同じようです。
[5:06.389]身动きが取れず、谁も电気を付きに行きません。
[5:13.062]その中で、ビデオカメラの持ち主のkが、音声を闻いてみれば分かると言いました。
[5:22.602]确かに、その通りです。
[5:28.366]そこて、私达はビデオを巻き戻し、聴いてみることにしました。
[5:35.000]そして、ゆっくりと再生ボタンが押されます。
[5:42.690]音声は、ちょうど、百话目が始まる所でした。
[5:50.633]その声は、美树でも、葵でもありませんでしたーーーー
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[6:02.046]「これから话すのは、
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