歌手:
君の美術館
专辑:
《ataraxia - 愿うは儚き幻想の -》不確かな極点を求めて操る
歯車軋んで想いは届かず
己の願いも全ては叶わず
ぼやけた力は今何を動かす
澄み切る真昼の空を閉ざす
緋色の月影 太陽を蝕んで
世界を照らす光が消える
束の間の夢 心を映して
幾千の夜 唯一の闇
私の月が消える前に行方求める
ただ連なる無数の道のひとつ
行き着き答えを捻じ曲げられるだけで
思い描いた世界を築く
望みがいつか心を満たして
目に見えるもの何もかも皆
この手の中に確かにある
そう思っていた
またひとつの結末が選ばれる
全てを満たせるものなどあり得るのか?
紅い月夜を日差しが破る
白く輝く一筋の光
翳した腕を降ろし見上げて
空は再び蒼く染まる 闇を捨て
光へ夢は消え去る