爱き夜道
THE SELECTED WORKS OF TAMAONSEN
歌手:魂音泉
专辑:《THE SELECTED WORKS OF TAMAONSEN》

作词 : 魂音泉
作曲 : あきやまうに
向(む)こうの世界(せかい)はいつも賑(にぎ)やか だけどどこかつまらなそうだ
『一緒(いっしょ)に笑(わら)える』それだけのこと とても大切(たいせつ)なこと
教(おし)えてくれた君(きみ)への感謝(かんしゃ)は 尽(つ)きないけど「ありがとう」とは
照(て)れくさくて言(い)えそうにない 今夜(こんや)も黙(だま)って乾杯(かんぱい)

「憂世鬱世(うきようつせ)」云々(うんうん)嘆(なげ)き節(ぶし) 肴(さかな)に呷(あお)る酒(さけ)の苦味(にがみ)よ
けれども染(し)み入(い)り酔(よ)いぬのは 君(きみ)と居(い)るからこそ

月夜(つきよ)に想(おも)い耽(ふけ)る 一方的(いっぽうてき)な送(おく)り船(ふね)
何時(いつ) 何時(いつ)苦(くる)しみ酒(さけ)が染(し)み またあの日(ひ)を慈(いつく)しみ
癖(くせ)に成(な)る様(よう)な嫌(いや)な辛味(からみ) 酒(さけ)は進(すす)めど蟠(わだかま)り
盃(さかず)に君(きみ)を投影(とうえい) する度(たび)波紋(はもん)や花見月(はなみづき)
瞳(ひとみ)が嵩(かさ)を増(ま)さす 揺(ゆ)れる心(こころ)は過度(かど)な摩擦(まさつ)
笑(わら)い話(ばなし) にも出来(でき)ずに想(おも)いは盥回(たらいまわ)し
それでも回(まわ)る世界(せかい)
そう変(か)わらず二人(ふたり)は存在(そんざい)してる
今(いま)でも垢抜(あかぬ)けない
想(おも)いが交差(こうさ)し後悔(こうかい)し寝(ね)る
向(む)こうの世界(せかい)は平穏無事(へいおんぶじ) だけどどこか息苦(いきぐる)しそうだ
肩(かた)の力(ちから)を抜(ぬ)き過(す)ごせる 場所(ばしょ)ではないのだろう
「渡世(とせい)は厭世(えんせい)」云々(うんうん)恨(うら)み節(ぶし) 肴(さかな)に浸(ひた)る酒(さけ)の苦味(にがみ)よ
けれども染(し)み入(い)り酔(よ)いぬのは 君(きみ)が居(い)るからこそ

僕(ぼく)は名前(なまえ)も知(し)られてない 君(きみ)の周(まわ)りには人集(ひとだか)り
だから僕(ぼく)は 少(すこ)し離(はな)れた場所(ばしょ)で 君(きみ)を見(み)ていた
薄(すすき)ざわめき 雲隠(くもがく)れの月(つき) 妙(みょう)に肌寒(はだざむ)い夜(よ)の小道(こみち)
足元(あしもと)を照(て)らす程度(ていど)でいい 今夜(こんや)は灯(あか)りが欲(ほ)しい

当面(とうめん)の予定(よてい)は未定(みてい) そう透明(とうめい)で依然(いぜん) 差(さ)し出(だ)す両手(りょうて)
二人(ふたり)が見(み)ず知(し)らず 何(なん)て想(おも)いだす意気地(いくじ)無(な)し
未来(みらい)予想(よそう)すら 幾(いく)ら重(かさ)ねても肥大妄想(ひだいもうそう)
喉(のど)を詰(つ)まる言(い)いたい事(こと) 弱音(よわね)を吐(は)き崩(くず)れる膝小僧(ひざこぞう)
たまにの晩(ばん)釈然(しゃくぜん)の晩酌(ばんしゃく) 全能(ぜんのう)まではいかず
「また、いつか」だけは誓(ちか)う それで明日(あした)が始(はじ)まりだす
実(にげ)も無(な)い話(はなし)も根掘り葉掘り(ねほりはほり) 二人(ふたり)の時間(じかん)に華(はな)を咲(さ)かす
実感(じっかん)出来(でき)れば有終(ゆうしゅう)の美(び) 貴方(あなた)の立場(たちば)も重々(じゅうじゅう)承知(しょうち)
向(む)こうの世界(せかい)が幕(まく)を閉(と)じて 彼(かれ)らは大(おお)きく息(いき)をついた
僕(ぼく)らもいずれ別(わか)れるだろう それぞれの行(ゆ)く先(さき)
君(きみ)との別(わか)れはちょっと悲(かな)しいけど 涙(なみだ)の別(わか)れはもっとつらい
だから僕(ぼく)はきっとその時(とき) 笑(わら)いながらに言(い)うよ

二人(ふたり)騒(さわ)ぎ二人(ふたり)酔(よ)い耽(ふけ)る 今夜(こんや)が最後(さいご)でもないのに
僕(ぼく)の視界(しかい)がぼやけていく 袖(そで)でこっそり拭(ぬぐ)う
薄雲(うすぐも)越(こ)えて注(そそ)ぐ月明(つきあ)かり 君(きみ)と寄(よ)り添(そ)ってこの夜道(よみち)
今夜(こんや)は月(つき)が明(あか)るいけど もう少(すこ)し このまま
「憂世鬱世(うきようつせ)」云々(うんうん)嘆(なげ)き節(ぶし) 肴(さかな)に呷(あお)る酒(さけ)の苦味(にがみ)よ
けれども染(し)み入(い)り酔(よ)いぬのは 君(きみ)と居(い)たからこそ
「渡世(とせい)は厭世(えんせい)」云々(うんうん)恨(うら)み節(ぶし) 肴(さかな)に浸(ひた)る酒(さけ)の苦味(にがみ)よ
けれども染(し)み入(い)り酔(よ)いぬのは 君(きみ)が居(い)たからこそ
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