歌手:
光収容
专辑:
《其の掌に刺さる棘》 作词 : 光収容
作曲 : 光収容
犬も気付かない夜 鈍く光る鉄塔
錆びた橋が軋んで 呻き声が響き渡る
夢なら醒めない 起こさないように歩く
月さえ見えない空 滲んで雲に溶けていく
あれやこれや 他人事のよう
のらりくらり バケモノ
今怯えた振り 嘆きの振り
涙さえ忘れた 暗い夢こぼしながら
走る
大法螺の妖怪 子守唄の夜
昔々の話 どこかで聞いたような事
墨を零した道に 泥に塗れた人が行く
あれかこれか 知らぬ存ぜぬ
のらりくらり この闇
誰が見てる 誰が聞いている
あれは見てる 虚ろう夜の淵に
まだ 終わりじゃない 悲劇じゃない
この妖怪の國 小さな足跡群れながら
駆けていく
嗚呼 怯えた振り 嘆きの振り
涙さえ忘れた 暗い夢こぼしながら
走る
大法螺の妖怪 子守唄の夜