歌手:
白黒キネマ
专辑:
《心雨》 黄昏迫る街の中
あなたに抱かれた時から
私は一人思い出す
眠れぬ夜と引き換えに
踏んだり蹴ったり騒いだり
泣いたりしてもやっぱり
あなたひとりだけは
忘れられないでしょ
アンタがいつも吸ってた
マルボロの空き箱だけが
ひとつふたつ部屋の隅で転がってるの
さよならなんて言えなくて
抱かれぬ
夜一人でした
こんな日には
鳴らない電話を見つめては
一人泣き疲れていました
弱い私に
さよなら
路地裏に置き去りだった
あたしに愛をくれたのは
まぎれもなくあなたの優しい背中でした
明日さえも見えなかった
希望さえも持てなかった
傷だらけの左手だけ
泣いていました
さよならなんて言えなくて
抱かれぬ
夜一人でした
こんな日には
鳴らない電話を見つめては
一人泣き疲れていました
弱い私に
さよなら
私どこにでもいるのよ
ただの女ですもの
だけど「あたし…。」
あなただけの特別になりたくて
綺麗になりたくて
今日も歩く
一人で
この街を