歌手:
やなぎなぎ
专辑:
《終わりの惑星のLove Song》きみは世界を救う英雄になると決めた
まだ年端もゆかぬ少年なのにどうやって
でもきみはない知恵を絞って考えた
賢人と呼ばれる人を集めよう
ある時は火山に暮らす魔法使いに
ある時はガラスの向こうの研究者に
ある時は難攻不落の城の王に
ある時は無敵とされる女戦士に
何千万キロの道をきみは歩いた
でもきみはただ若い旅人でしかなかった
結局誰も集まってはくれなかった
でも歩き続けるきみにこう説く
ある人は希望の船を見つけてそらへと
ある人は死刑する人と助け合ったと
ある人は忘れた笑顔を取り戻したと
ある人はほんとの花を咲かせてみたと
少し逞しくなったきみは無力なことを悟った
英雄なんてもういい
せめて笑顔を送ろうと決めた
ある日は道化師の格好をして踊ってた
ある日は紙芝居を作っては聞かせた
でも笑ってくれるのは子供たちばかりで
でもきみは子供たちの立派なヒーロー
ぼくは好きだよ