歌手:
やなぎなぎ
专辑:
《終わりの惑星のLove Song》今や世界は呪われたように
退廃し生き物たちは滅んでゆく
ある日聞いた話 宇宙へ旅立つための
大きな船を造っているらしい
よくある与太話 誰も信じやしない
でもきみはその船を探そうと言うんだ
昔から楽観的でよくぞまあ今日まで生きて
これたものだと感心する
でも手がかりも何もない
そう言うときみは
「一番遠い世界の果てにある」
根拠のない自信で答えてみせた
果ては一番上と北を目指した
必ず見つけだすときみは意気揚々と語った
夢にすがりたいだけの人の作り話なのに
でもきみをひとりにしておけないから
ついていくだけだよ?
わかってるかな
ひとりで生きていくことも戦うことも
ぼくより不器用なきみだから
いろいろ教えるよ 獣の狩り方や
安全な眠り方 そういう旅にしよう
予想以上に旅は厳しいものになった
世間知らずなきみにとってはなおさらだった
でもふたりなら楽しいこともたくさんあった
毎晩きみが語る夢にも笑っちゃうんだ
世界の果ては遠く食料も尽きた
凍える厳寒の地
きみはまだ船があると信じて歩き出そうとした
その足はもう前へ出ない
本当はぼくのほうがたくさんのことを
学んだ旅だったかもしれない
夢を抱く無垢な心 わずかな希望でも
信じる思い 折れない強さ
旅は続けるよ 世界の果てまで
きみの信じた船を見つけてみせるよ
ひとりでも