歌手:
葉月ゆら
专辑:
《紅夜に詠う少女の禁忌》貴方は どこにいるの
ここに痛みだけを 残して
愛を殺して 森を駆けるの 【ただ信じていた 愚かなものね】
無表情な月照らす
いま離れゆく二人を
戻れない つたう滴 【それでいい 頬に落ちた滴】
愛し人 この手の刃だてられず
命だけは 奪えないわ 守って 【絶望を残し 何もないわ ああ高く這え】
荊の壁よ
【愛だけでは】 逆らえはしない
【分かっている】 解けない柵(しがらみ)と
やり場のない憎悪 きっと忘れはしない
止まらず 流れる この時に
不変など ああないのだろう
ああ二度と 戻れないわ
石のように心を閉ざした
この手掴んだ 欲望の果てに 【守るべきものが ただ増えてゆく】
いつかは戦う日が来ると
あの日の月が見ていた
満たされたはずの日々に 【裏切りの上に咲いた日々に】
待ちわびていた 黒い影 【囚われた黒い羽根
気高き花 【指に纏う炎】
煌びやかな蝶 【鮮やかに舞う黄金の剣】
見惚れるほどに
ああ解き放つ 高まる鼓動に
傷つけ合い 解かれてゆくふたり
柵(しがらみ)だけ解けず 決して戻れはしない
絡む視線 天を仰ぐ 【終わりを透かして 滲む世界】
邪魔するものはとめて 【全て受けるわ】
気高き花 指に触れる 【煌びやかな蝶 その瞬間 歪み重ね】
揺らぎ 落ち離れゆく
躊躇いさえ 愛しみながらも
もう少しだけ ふたりだけの時間を
互の瞳には さいご
貴方の姿