歌手:葉月ゆら
专辑:《紅夜に詠う少女の禁忌》

夕暮れが影を成し
春に 秘密は熟れる
添う【彷徨う】心が行き着く
貴方の場所へ
ねぇ いつからかしら 嫉妬に狂い
私達は【よくあるそれじゃ】
穢れ【満たされ】ない
赤い髪 靡かせ私に乞う
濡れた黒髪 罪を巡らせて
唯一の存在を求め
何時か終わる
時の円舞（ロンド）
朝が来れば【紅の薔薇よ】消えてしまうから
つたう涙【二つの想い】 愁い
呪い闇 咲け
分かつ欲望 響く声
なのに 不安が走る
理【光】なんていらないの 今は
禁じられた祈りは
神に 届きはしない
それでも良い 白い肌 くちづけて
彷徨う意識
【果てしなく】啼く 堕ちてく夢
あぁ 何時か貴方は私を消して
手から零れて絶え逝く 【綺麗なだけの世界へ行く】
蝶の羽ばたきのように虚ろで
いつか嵐が攫ってしまう
その前に羽を奪うわ
優しい毒で絡めるの
涙流し背に持つ短剣 【恐れよりも】
狂った運命が【孤独が勝る】紡ぎ出す嘘
無垢な愛は貴方だけ
捧げ 奪うわすべて
見えないものだからこそ欲しい
冷えた躰零れる
真紅 燃える華びら
死【わたし】の痛みを癒す聖なる夜
戯れの果てに
響け 騒めく魔の声
溶け合いたい指も髪も
捕まえたいその命を
朝が来れば【紅の薔薇は】 消えてしまうから
呪い闇 呼ぶ
分かつ欲望 響く声
なのに 不安が走る
彷徨う意識へ
【果てしなく】啼く 堕ちてく
伝う痛みと旋律
月明かり解いて
もう誰にも渡さない
手を取り【貴方と】共に