歌手:
天野月
专辑:
《インビジブル/静寂》深く深く 眠り落ちて
春をいくつ 逃(のが)しただろう
不意に見えた訪問者(ほうもんしゃ)は
眠る心 呼び起こすよ
指切りしてしまいたくなる
追いかけたら 離れてゆくのに
静寂(しじま)の中で私は声を集める
二人の暗号みたいな沈黙(ちんもく)が降る
君はどうして 私を捕まえたの
忘れたくないことばかり増えてしまう
守るものを手に入れたら
歩幅(ほはば)ひとつ 添いたくなる
何も持たず進みながら
焦がれ待ったその何かを
寄り道して見た風景を
語り合える相手じゃないけど
誰も待たずに待たさずに生きてきた
自由な翼を広げて夢を飛んだ
君を乗せると時々しゃがみ込むよ
あふれる自由を奪った罪の重(おも)さ
静寂の中で私は声を集める
目配(めくば)せるだけで伝わる言葉を知る
君の重さを抱えて歩いている
忘れたくないことばかり増えてしまう
忘れたくないことばかり増えてしまう