歌手:
片霧烈火
专辑:
《空の軋みと歪める世界の無き、声》きみの手を取った十二時と五分 その笑顔の向こうで
眩しい光に彩られた空 深い亀裂が走る
逃げ惑う鳥が 足元に落ちる きみは僕の手を
踏み締める大地が静かに割れてゆく
不安そうに掴む 轟く雷鳴辺りを包みこみ
破滅が未来を飲み込んでく
僕らの世界に こんなにも憎まれていたなんて
余りに無力なレジスタンス達 抗う術などなく
八方塞がりのこの大地には 既に逃げ場所はない
砕ける肉片 飛び散る血飛沫 飛び交う悲鳴も
「ガタが来た」声高に誰かが叫んだ
途絶えて消え去る 僕は泣き出したきみを護りたくて
過去は戻らないと責め立てるように
狂える大地がいま 最後の刻を告げている
瓦礫の下で二人抱きしめ合う
夢であるように この悪い夢から抜け出せるように
やがて僕たちは世界から全てを奪われる